カナダでキャリア模索中の30代の日常

カナダのトロントでワーホリ終了後にカレッジで幼児教育の勉強をしました。オンタリオ州のRECEとして働いた後、現在は発達障がいの方を支援する非営利団体に勤めています。

転職活動を始めることにしました。

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新しくオープンしたデイケアで働き始めて2ヶ月半が経ちました。クラスの生徒数は10人以上に増え、ほとんどのお子さんが新しい環境に慣れてデイケアに楽しく通ってくれるようになりました。そして、新しい担任が来て、専属のパートタイムのアシスタント(ECA)も決まり、ようやくクラスルームが安定してきた気がします。毎週のアクティビティプランニング等、仕事をもう1人の担任と分担できるようになり少し余裕も生まれてきたので一番大変な時期は乗り切った感じがします。ようやく仕事が落ち着いて来たという時なのですが、来年から転職活動を始めることにしました。

来年の2月で約半年の職歴が出来るのでその辺りから新しい職場を探し始めるつもりです。転職を決めた一番の理由はセンターでの労働時間とお給料です。現在毎日センターに10時間滞在しているので、家族と過ごす時間があまりなく、週末も翌週の準備で頭がいっぱいいっぱいです。そして、うちのデイケアは営利目的のデイケアだということもあり業界内では時給は低めです。(例外はありますが、一般的に公立の学校や非営利団体でのECEポジションの方が給料や待遇が良いと言われています。)以前スーパーバイザーとお給料の話をしたところ、勤務年数が長くなるにつれて給料は上がっていくということでしたが、理想のお給料に届くまで何年もかかりそうです。そして、現在うちのセンターでは法律で定められたバケーションや有給の病気休暇以上の待遇はありません。ちなみにオンタリオ州では12ヶ月以上働いた場合は2週間、5年以上勤務の場合は3週間のバケーションが法律で保証されています。そして、年収の4パーセント(5年以上勤務の場合は6パーセント)以上のバケーションペイが支払われます。詳しくは下記のオンタリオ州のウェブサイトに載っています。

https://www.ontario.ca/document/your-guide-employment-standards-act-0/vacation

また、オンタリオ州では病気休暇に関しては無給の病気休暇が3日保証されており、2021年の4月からはCOVID-19に関する病欠に関して年に3日まで有給休暇が保証されています。こちらに関してもオンタリオ州のウェブサイトを載せておきますね。

https://www.ontario.ca/document/your-guide-employment-standards-act-0/sick-leave

これらがオンタリオ州で最低限のバーケーションや病気休暇になるのですが、センターによってはそれら以上に有給の病欠などがしっかり保証されています。ちなみに私と似たような職種である、福祉関連の仕事をしているパートナーは2週間ごとに4時間の有給病欠休暇が追加されます。彼の会社は労働組合があり福利厚生がしっかりしているので、しょっちゅう有給を使って休んでいます。

現在、トロントではチャイルドケアの業界は人が不足しているので他の業界に比べて仕事は見つかりやすいと聞きます。しかし、お給料の良いポジションとなると競争率も高いと思うのであまり焦らずにぼちぼち転職活動を進めて行きたいと思います。