カナダでキャリア模索中の30代の日常

カナダのトロントでワーホリ終了後にカレッジで幼児教育の勉強をしました。オンタリオ州のRECEとして働いた後、現在は発達障がいの方を支援する非営利団体に勤めています。

新居探しをスタートしました①

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先日、ワーホリ時代からお付き合いしていた彼と婚約したのですが、最近遂に新居を探し始めました。同棲したばかりの頃は当初彼がWeston Rdで借りていたアパートメントに、その後は節約の為に今住んでいるNorth Yorkの一軒家のベースメントに越して来ました。

私の彼は20代の時に一度コンドを購入して売却しているのですがその時お世話になったリアルターのモニカさんという方に今回もお世話になることになりました。彼が初めてコンドを購入した2014年頃は現在5千万円程のコンドがまだ2千万円くらいだった時代で平均的な収入かつ独身だった彼も一人の力で家のローンを組むことが出来ました。彼はその後、結婚と離婚を経験しており、元奥さんへの財産分与や弁護士費用の支払いの為に2019年にそのコンドを売却したのですが、その時コンド価格がわずか5年で3千万円まで上がっていました。そしてその後、彼はWestonのアパートメントに移り住んだのでした。

今回、まずはリアルターのモニカさんとブローカーであるご主人の元に行き、現在の自分達の経済状況やどんな物件を探しているかなど相談しました。予想はしていましたが現在のマーケットでは私達二人の収入では手の届くコンドがないので家族と共同での物件購入を提案されました。私達のケースはラッキーで彼の独身のお兄さんが私達と同居して一緒にコンドを購入してくれることになりました。ちなみに彼のお兄さんは彼と同じ福祉関連の仕事をしていて、同じ会社に勤めています。私の年収は彼やお兄さんに比べると少ないのですが、彼とお兄さんの収入はトロントの平均的な収入です。現在のマーケットはミドルクラスの収入では大人3人がかりでローンを組まないと参入出来ないような状況になっています。

ですが、カナダもアメリカと同様、政府が最近住宅ローンの利子率を上げ始めたので今年の始めに比べてマーケットは少し落ち着いて来ている様です。現在は株のマーケットが暴落中ですが、それを横目にトロントの不動産バブルも弾けるのではないかと心配な気持ちはあります。でもこの先不動産価格が上がり続けたら福祉と幼児教育の業界にいる私達カップルにはもう不動産マーケットに参入不可能になってしまう恐怖も同時にあります。そんな中で3人で話し合い、

①魅力的な物件があっても月々の支払いに無理をしてまでオファーしないこと。

②住宅ローンの利子が5%まで上がっても支払い可能であるローンを組むこと。

③上手く物件の価値が上がれば5年程で売却予定だが、万が一バブルが弾けて売るチャンスを逃した場合でもこの先もずっと住みたいと思える物件であること。

など決めました。後は、

④私の職場から離れた場所の物件に決めた場合は私も車を買うつもりいるので私のローンの支払い額が減ること。(ちなみにその時はパーキングが3台分必要になります!!)

⑤彼と万が一別れることになった時の為に結婚する前に財産分与に関してプレナップを作成すること。

などもしっかりと話し合いました。

ちなみに私はまだPRでなく、去年働き始めたばかりなので銀行によってはローンが組めなかったのですが、追加書類で承認してくれる銀行をモニカさんのご主人が探して来てくれました。そして、最近オンタリオはNon-Resident Speculation Tax(永住者でない外国人が不動産を購入した場合の税金)を20%まで引き上げたのですが私の場合、その税金は免除対象だそうです。(良かった!!)

私達の家探しは始まったばかりですが、また近々次の記事を書きますね!