カナダでキャリア模索中の30代の日常

カナダのトロントでワーホリ終了後にカレッジで幼児教育の勉強をしました。オンタリオ州のRECEとして働いた後、現在は発達障がいの方を支援する非営利団体に勤めています。

新居探しをスタートしました④ - 遂にコンドのオファーが通りました!!

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mariamaria0510.hatenablog.com

先日、第一希望だったBathurst & Finch付近のコンドに出したオファーが遂に承認されました!ここ数年はトロントで希望するコンドを購入するにはオーバーアスキングでクレイジーな競売に競り勝たないといけないと聞いていたのですが、先月辺りからマーケットが落ち着いて来ているせいか、なんと初めて出したオファーが受理されました。

ここからはコンド購入の契約締結に向けていくつかプロセスがあります。まずは、コンドの運営状況を確認するためCondo status certificateという書類を取り寄せます。ビルの財務状況や訴えられたりなど法的な問題を抱えていないか、ビルの補修などでこれから大きな支出を控えていないか等を不動産専門の弁護士さんとこちらの書類を見ながら確認します。コンドの点検も行い、キッチンや水回り、収納など壊れている箇所がないか確認します。点検は専門の方を雇うことも多い様なのですが私達はモニカさんとご主人と行いました。

そして、見積もりを取った銀行の中から一番条件が良い銀行で住宅ローンの契約をまとめます。この時に改めて私達の財政状況を確認されるので、急にクレジットカードで大きな買い物をしたり請求書の払い忘れなどに気をつけてねと言われました。過去にモニカさんのクライアントでコンドのオファーが通った瞬間にクレジットカードのローンで新しい家具をたくさん購入した人がいたそうですが、見積もり時には住宅ローンが通っていた銀行に契約を断られたこともあるそうです!!さすがにこれは極端なケースかとは思いますが、私達もローンが承認されるまでは慎重に生活しようと思います。ちなみに、私と彼はとりあえず家具は今あるものを持って行って使い続けようと話合っています。将来的に一生住むであろう家に辿り着けた際には(もしかしたらこのコンドがそうなる可能性もありますが…)良い家具が欲しいなと思ったりもしますが、私達カップルにとってこのコンドは最初のプロパティーでやっと不動産投資のスタート地点に立ったばかりです。日本にいた頃は不動産って一生に一度のマイホームの購入のイメージがあったのですが、トロントでは1ベットルームのコンドからスタートして2ベットルーム、そしてタウンハウスと段々と家を売りながら自分の家を大きく育てて行くようです。年月をかけて一緒に家を売買しながらクライアントの資産を育てて行く、トロントでのリアルターの仕事って素敵やなと思いました。

そして、今現在こちらのコンドにはテナントが住んでいるのですが、7月に退去予定なので、一度コンドが空になった時点でやっとコンド購入の契約が完全に締結します。立退き拒否などコンドオーナーとテナント間の問題もたまにあると聞くので、最後まで油断出来ませんが、これに関してはスムーズに事が進むよう願うしかありません。

2018年にトロントに来てすぐ、ダウンタウンのコンド群を見上げながら『いつか私もこの土地でコンドを買ってみたいな。』と思いながら散歩していたのを思い出します。7月に契約を無事に締結出来ればコンドオーナーになれますが、自分一人の力ではないにしろ、こんなに早く目標が実現すると思いませんでした。ここ数年のトロントの不動産マーケットはかなりヒートアップしていたので、今後来ないかもしれない不動産購入の機会を失うのが怖くFOMO (Fear Of Missing Out) Buyingしてしまったかもとふと思うときもあります。(こちらにFOMO Buyingについて書かれた記事を貼っておきます。)

www.moneysense.ca

これから政府がQT(Quantity Tightening)と不動産ローンの利子率上昇を進めていく中、過去数年と同様のレートで不動産価格が上昇するのはないとは思いますが、私達カップルにとってこの決断が後々良い結果になりますように🍀