カナダでキャリア模索中の30代の日常

カナダのトロントでワーホリ終了後にカレッジで幼児教育の勉強をしました。オンタリオ州のRECEとして働いた後、現在は発達障がいの方を支援する非営利団体に勤めています。

トロントの幼児教育カリキュラム - 多様な文化を祝う

みなさんご無沙汰しています。久しぶりの記事になりますが、今日は私が働いている幼稚園のBefore and After School Programのカリキュラムについての記事です。

いつもブログに書いていますが、トロントは多様な街で様々な人種、カルチャー、宗教がそれぞれのコミュニティーを形成し、共存しています。トロントではキリスト教のクリスマスやイースター等はもちろん大きなお祝いなのですがペルシャ文化の春節であるNowruzやユダヤ教のお祝いであるPassoverなど各コミュニティーの祝日もカリキュラムに組み込みクラスのみんなで体験します。ちなみに私が働く学校の近所にはイラン人(ペルシャ人)コミュニティーユダヤ教のコミュニティーが存在します。Nowruzとはペルシャ語で新しい日を意味し、春の訪れを祝います。
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そしてイースターと同じ時期のPassoverですが、ユダヤ人コミュニティーが祖先のエジプト脱出を祝う祝日です。Matzoと呼ばれる発酵せずに焼かれたクラッカーの様なパンが食べられます。MatzoはPassoverの時期にスーパーでもよく見かけました。

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そして、4月22日は地球の環境について考える日、Earth Dayでした。最近、トイレで紙の無駄遣いが目立っていたので、どうすれば環境に良い暮らしが出来るのかディスカッションをサークルタイムに実施したり、環境保護をイメージしたアートをみんなで作成しました。


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ECE一年目の私は初めて経験するお祝いも多く毎日が勉強の日々です。今年は一年間、各コミュニティーの祝日や季節に応じたプログラムを子供達と体験し、自分のカリキュラムの基礎を築いて行きたいと思っています。