カナダでキャリア模索中の30代の日常

カナダのトロントでワーホリ終了後にカレッジで幼児教育の勉強をしました。オンタリオ州のRECEとして働いた後、現在は発達障がいの方を支援する非営利団体に勤めています。

自分の価値観を明確にする。

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ここ最近はまたミニマリズム熱が高まっていて家の中の物を捨てて回っているのだけど、それと同時に自分がどう生きたいかを明確にしようともしている。自分の持ち物は自分の価値観の反映であると私は思う。やみくもに物の数を減らして極端に物がない部屋に住もうというのが私の目標ではない。自分の価値観に沿う厳選した物を持って自分にとって大切なことに集中して生きたい。

最近は久々にYorkdale Shopping Centreに行ったんだけど、資本主義と消費主義を身で感じた。特にYorkdaleはハイエンド・ブランドのお店が多い。客層はティーンから裕福層かなと思う人まで色々いたけれど、みんな買い物好きなんやなとひしひしと感じた。そう言う私もぶっちゃけ買い物は好きである。毎年ちょっとずつトレンドが変わって行く中で去年や一昨年に買った服は古く見えたりしてもう着たくなくなって、また新しく服を買い揃えてって生活を過去に送っていたこともある。服がめっちゃ好きって訳でもないんだけど人並みにマーケティングや流行に流されていたなと思う。(今もまだそうかもしれないけど・・😅)タグがついたまま一回も着ないまま処分する服とか無駄であるし、自分の中の不安を消す様に消費を繰り返していたなと思う。そして、カナダに来てから節約とカレッジの勉強に集中するためにミニマリズムに目覚めて、一時は極端に物を減らしてみたこともあった。カナダで就職して以降は、また買い物をちょこちょこし始めてまた昔に少し戻りつつ価値観も曖昧になって来ていた。最近はまたそんな生活にモヤモヤし始めたので持ち物の整理と捨て活を再開した。

世の中にはたくさんの『~するべき/~であるべき。』がある。特に女性は色々あると思う。(日本に比べるとカナダではそこまで感じないかもしれないけど。)女性ならこんな格好をすべきだとか、こう生きるべきだとか。理想の生活に関してもである。金銭的な成功が一般的な成功であるとは思うけど、自分にとって何が幸せかって人それぞれだと思うし、自分の価値観と世間一般の価値観を混同してしまうことも多い。例えば私はずっと車の免許を取って車を買わなきゃって思っていたんだけど、今のままUberと夫に送ってもらう生活でも良いんじゃないかとも考える。今の職場の場合だと通勤にUberを頻繁に使ってもまだ車を買って維持するよりコストが低い。そして、一生運転しなくて済むなら正直したくない😅

そして、特に私はミドサーなので自身も含め同世代の周りは結婚とか子供とか自分がどうしたいか考えないといけない時期に来ている友人も多い。私は30歳くらいから結婚願望があって、結婚は絶対したいと思っていた。それで去年結婚した。子供を生みたいかは正直ずっと分からなくて、初めて子供を生みたいかもと思えたのは去年である。でもまだ絶対どうしても欲しいという心境までには至っていない。でも、自分の年齢を考えると子供を持つにはあまり長い時間は残されていないので去年の末から妊活をしている。それまでは何となく女性なら産んだ方が幸せかもしれないって世間一般の価値観で自分の幸せを考えていた。今は夫の子供なら欲しいと思えるし、夫は私との子供を望んでいる。夫の望みを叶えて子供を産んであげたいという気持ちも大きい。彼は既に素晴らしい父親だから。

最近はこんな風に自分の価値観と世間の価値観を明確に切り離していく作業をしている。自分の本当に欲しい事がハッキリしていないとあんまり大切じゃない事に紛れてしまう気がしているから。