カナダでキャリア模索中の30代の日常

カナダのトロントでワーホリ終了後にカレッジで幼児教育の勉強をしました。オンタリオ州のRECEとして働いた後、現在は発達障がいの方を支援する非営利団体に勤めています。

自分に正直に生きる♥️

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カナダに来てから、この5年で私の生活はがらっと変わった。日本で働いていた20代の頃は結婚や子育てを自分がするなんて想像も出来なかったし、服装や見た目に関してもかなり自由な業界で働いていたので、自分の思い通りにずっと生きていた。ワーホリでカナダに来て夫と出会いステップマザーになり、そして幼児教育を勉強して子どもと働く様になった。私の場合母親や父親と同じだけ子育てに参加しているし、経済的にも負担しているにも関わらず、ステップマザーに対して世間の目は優しくない時もある。『所詮自分の子どもじゃないでしょ』みたいなニュアンスを言ってくる人もいる。娘ちゃんの友達の保護者に会うときはいつもちゃんとして見られる様にと人の目が気になるし、良いステップマザーに見られたいといつも思っている。また、こちらの保育士の中には髪がカラフルな人がいたりフルスリーブのタトゥーが入っている人まで見たことがあるけれど、中にはコンサバな職場やスーパーバイザーも多いし、保護者にもどういう見た目なら信頼されやすいかとかをいつも考えていた。

最近気づいたのは、私はカナダに来てからずっと人の目を基準に色々な事を決めてしまっていた。日本と比べてカナダの環境は自分の意見も言いやすいし、嫌なことは嫌だと言いやすい。でも、日本の文化の年功序列とかまだまだ私の頭から抜けていないし、カナダの社会や職場に馴染もうと頑張るあまりいつも人に好かれる良い人になることが自分の価値基準になっていたなと思った。この前の記事にも書いたけれど、お金に関しても同じことが言える。クラスの子供達の為、その子達の家族の為、人の為になることがしたい。その気持ちは嘘ではないけれど、仕事は自分がお金を稼ぐ為にするものであると思う。結局お金を稼げていないのに人の為に消耗していては持続性がない。

子育てであったり仕事であったり皆色々ある。でも、自分が本当はどうしたいかって一番大事なことを忘れがちだと思った。自分をごまかさずに生きようと最近思ったので記事にしました。それではまた~😄