カナダでキャリア模索中の30代の日常

カナダのトロントでワーホリ終了後にカレッジで幼児教育の勉強をしました。オンタリオ州のRECEとして働いた後、現在は発達障がいの方を支援する非営利団体に勤めています。

クラスに新しい担任ECEが来ました。

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ECEとして働き始めて2ヶ月弱が経ちました。ようやく仕事にも慣れてきた感じがします。そして、クラスの生徒数が増えたのでもう1人の担任のECEが来てくれました。私のセンターがあるRichmond Hillが地元だそうでPeterboroughというトロントから見て北東にある都市でカレッジ卒業後ECEとして働き、最近Richmond Hillに戻って来た方です。将来的にはForest schoolやWaldorf schoolで働いてみたいとのことで自分のやりたい事がはっきり見えている方だなという印象でした。初日に、彼女の仕事ぶりを見た後、子供の意思をしっかり尊重するECEだなと思っていたのですが、彼女も『Mariの子供達との話し方を見て私達は似た教育哲学を持ってると思う。』私に言ってくれたので、これからチームとして働くことになる彼女とお互いに良い印象を持つことが出来て良かったです。私がECEとして働く上で一番重んじるのは子供が安心して過ごせる環境作りや子供の感情の発達のサポートなのですが、中には、子供の認知能力を促進する事や子供が社会的ルールに従えるようになる事を重視しすぎるあまりに、子供の意思や感情を無視した指導をするECEを見かけます。幸いにもこれから一緒に働くことになる彼女と同じ価値観をシェア出来て本当に良かったです。

彼女の第一言語は英語なので、彼女の言語力と自分の英語は比べるべきではないのですが、やはり彼女の隣で働いていると自分の英語の拙さが気になってしまったりします。個人的にアクセントに関してはあまり気にしていないのですが、ボキャブラリーの量や子供に対しての言葉の選び方など私はまだまだだなと思います。勝ち負けではないのは承知ですが、同時にECEとして彼女に負けていられないなと思うので良い相方兼ライバルが出来たことを嬉しく思います。そして、大人になってから英語を話し始めた移民として英語の言語力では一生英語ネイティブに太刀打ち出来ないので、これから移民として仕事をしていく上でより専門的で深い知識をつけていくことが大切だなとも実感しました。来週で早いもので働き始めて2ヶ月!また近々仕事に関する記事をアップしますね。