カナダでキャリア模索中の30代の日常

カナダのトロントでワーホリ終了後にカレッジで幼児教育の勉強をしました。オンタリオ州のRECEとして働いた後、現在は発達障がいの方を支援する非営利団体に勤めています。

新居探しをスタートしました③

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mariamaria0510.hatenablog.com

前回の記事で紹介した物件のうち、③のBathurst & Finchのコンドにオファーを入れることにしたのですが、まずはオファーの金額を決めなければいけません。こちらのコンドはビル内の他の同じ大きさ、条件のコンドの売値に比べて400万ほど高く値段が設定されていたので私達カップルはモニカさんに400万近く値段を下げてオファー出来るか相談してみました。ですが、モニカさん曰くコンドのリノベーション具合が素晴らしく、オーナーがたくさんのお金と労力を費やしていると思うので400万ほど高いのは妥当だと思うと言われました。また、将来的にコンドを売りたい場合この物件なら手を加える必要がないのでお金をかけずにマーケットに出せるだろうとも言われました。なので私達カップルはモニカさんのアドバイス通りオーナーの提示額に近いオファーを入れることにしました。ただ、最近トロントの不動産マーケットはローンの利子率の上昇や外国人バイヤーに対する税率が上がったりなどの状況が重なり、落ち着きを見せているので提示額より40万だけ低い価格でオファーを出しました。

物件を探す中で気になっている物件が次々と一週間も立たず売れていくのを目にする中、こちらの物件はなぜか1ヶ月程マーケットに残っていました。なので、思わずモニカさんに『こんなに美しいコンドが1ヶ月も売れていないなんて信じられない。』と言ったのですが、コンドのオーナーが当初今より300万高い金額に設定していたのと、後は早く売れるか売れないに関しては運も大事なのよと仰っていました。そして、"This condo might be meant for you. If it's meant for you, it will be yours!"とも言われました。その会話の中で、モニカさんご夫婦の馴れ初めを教えてくれたのですが、モニカさんとご主人は彼が当時の婚約者と結婚式をする1ヶ月前に出会ったそうです。その時モニカさんにも既に彼氏がいたそうなのですが、ご主人はモニカさんを運命の人だと感じ婚約を破棄。しかしその時はモニカさんに振られてしまいます。その後、モニカさんはその彼と別れることになり、二人は偶然知り合いに誘われて行ったパーティーで再度出会ったそうです。その時二人は恋に落ちすぐに結婚、そしてカナダに移民されて来たそう。お二人のストーリーをシェアして下さった後、つまりは、それが運命のコンドなら必然的にあなたのものになるのと言われて心が踊ってしまいました。私、もしかして商売上手なモニカさんに上手く乗せられているかもとも思いましたが、家を買うのがこんなにときめいたりドラマチックな経験だとは思いもしませんでした…!そして、恋愛の様に家を買うのもご縁って大切なんですね。

さて、こちらのコンドへのオファーは提出したので、後は現コンドオーナーからの返答を待つだけです!!オファーの返事を待つのは気が気でならずとてもドキドキします。