遂に福祉関係の新しい仕事が来週から始まります。何人かの方から新しい仕事に関していくつかの質問も頂いたので解答していきます。
今回就職した非営利法人は発達障がいがある方々に向けて各種サービスを提供している団体です。こちらの団体は、子供からお年寄りまでの様々なクライアントに向けてデイ・プログラムやグループ・ホームなどの施設を運営しているのですが私はグループ・ホームの一つに配属されました。私のポジションはDSP(Direct Support Professional)と呼ばれています。仕事内容はISP(Individual Support Plan)を作成、実施したりや日々のアクティビティーを計画、実施したりから日常生活のサポート、クライアントの障がいや年齢によっては介護もあります。後はクライアントの家計管理や食事の準備・手配も仕事に含まれます。(ちなみに私の夫も同じ団体にいるのですが彼はエクササイズのプログラムなどを実施しています。)こうして見るとクライアントの年齢層は様々ですがECEやEAの仕事と似ている部分はたくさんありますしECEが持っている子供の発達や心理学の知識は生かせると思います。ちなみに私が働く施設のクライアントは若い方が多いと聞いています。残念ながら希望していた子供向けのプログラムのスタッフは現在募集していない様でした。そして、ECEと違いDSPは国家資格ではないので様々なバックグラウンドの人が働いていますが、こちらでの介護士であるPSW、社会福祉士のSocial Worker、Child and Youth Workerなどの方がいます。(ちなみにこちらの団体でDSPでなくIntake Social Workerのポジションに就くにはSocial Workの学位と修士号が必要だそうです。トロントの公立学校のSocial Workerのポジションも同じく修士が必要でした。もし将来大学に戻るならSocial Workの学位取得も選択肢として考えているのですが修士まで取らないと就職は厳しそうです。)
そして、ブログの方で給料はいくらですかとの質問を頂きました。給与に関しては正直な所、そんなプライベートな情報を公開しても良いものか正直迷いましたが、皆さんの参考になればと思ったのでECE時代から書きます。最初に働いた営利デイケアでは、結局3ヶ月くらいしか働いていませんでしたがフルタイム勤務(一日9時間くらい働いていたと思います。)で年収に換算すると$40,000くらいでした。次の学童時代、営利デイケア時代と比べて時給は上がったのですが基本は一日6時間程の勤務だったのと一年の内10ヶ月しか仕事がないので年収はそこまで変わらず$40,000程でした。(ですが、夏休み中はEmployment Insuranceで給料の55%受給か他で働くか選べます。ちなみに私は今年、公立学校のサマー・スクールで働きました。)新しい仕事では私はパートタイムで週に30時間勤務なのですが年収にすると今までと殆ど変わらず$40,000くらいだと思います。ですが、職場で他のスタッフの休みをカバーして追加でシフトを取ることも可能なので、それで週に40時間勤務にすれば年収は$50,000くらいになると思います。今後、この会社でフルタイムのポジションを得た時には時給が上がり年収$60,000を超えてくるので今はそれを目指しています。それ以降は数年に一回、労働組合が会社と交渉し昇給が行われます。また年功序列で長く勤めるほど給与も少しずつ上がって行きます。それ以上に今の会社で給与を大幅に上げたい場合はスーパー・バイザーになると言う道もあります。スーパー・バイザーになると一人で2つのロケーションのスタッフを管理することになるそうです。
以上、最近皆さんから頂いた質問に答えてみました😄また働き始めたら記事を書きますね！
