参考記事:
How to become more assertive at work (your ultimate guide)
今回は仕事のストレスをなくすアサーティブ・コミュニケーションの最終回です!まずは職場でのアサーティブ・コミュニケーションの5例を見ていきましょう。
1.意見を率直に言う。
アサーティブ・コミュニケーションは相手を尊重しつつもダイレクトに自分の意見を伝えます。アサーティブな人は遠まわしな表現で察して欲しいとは考えません。
2.相手の目を見て話す。
ボディーランゲージは多くを語ります。相手の目を見ることもその一つです。話は少しずれるかもしれませんが、発達障がいを持つ人はアイコンタクトが苦手だったりします。他人の目を見て話すと強いストレスを感じます。私もアイコンタクトが苦手なのですが、大事な場面では会話中50%はアイコンタクトを保つなど意識してみたりすると良いかもしれません。
3.自分の行動に責任を持つ。
自分が間違った時には認めましょう。アサーティブな人は他人に責任をなすりつけたりはしません。
4.他の皆の意見も聞く。
受け身なチームメンバーがいたら『あなたはどう思う?』と話を振ってみましょう。でもだからと言って自分の意見をないがしろにして他の人を優先してはいけません。
5.同僚のの手柄を取らず、相手を賞賛する。
アサーティブな人は他人の手柄を自分のものとはしません。また自分の手柄も人に取られることもさせません。
(こちらの画像は参考記事のウェブサイトからお借りしました。)
記事①からここまで読んで頂きありがとうございます。それでは、皆さんもアサーティブ・コミュニケーションを練習したくなりましたか?
どうやったらアサーティブになれる?
①"You"ではなく"I"を使えるようになる。("I" Message)
"You took my parking spot again! You should stop doing that!"(また私のパーキングに車を停めたの!?いい加減にして!?)という文を聞いいた時のみなさんの印象はどうですか?アグレッシブですよね?代わりに”I”メッセージを使う練習をしてみましょう。” I feel upset because I can't park my car again.”(また車を止められなくて困っています。)YouではなくIを主語にすると相手を非難せずに自分の感情を表現できます。
②効果的なボディーランゲージを練習する。
ボディーランゲージは発言の内容と同じくらい大切で、相手に距離が近すぎたり貧乏ゆすりをしていたりなどしているとアグレッシブですよね。また、目を合わせなかったり背中が丸まっていたりすると、とても自信がない様に見えます。自分の立ち振る舞いを意識しましょう。特に私が大事だと思うのは姿勢を良くすることです。姿勢が良い人ってアサーティブでリーダーシップがあるように見えませんか?
③NOと言う練習をする。
最近Xで見たとあるポストで、Noと言うときは色々理由をつけずに『無理です。』とだけ言う方が効果があると見ました。それで思い出したのですが、昔Tim Hortonsでバイトしていた時、休みの日にいつも『シフト入れない?』って聞いてくる上司がいたんです。昔は『その日は友達と会う予定があって・・。』とか理由を言って断る方が効果的だと思っていました。でもいつも『約束は何時から?朝7時のシフトならいけるんじゃない?』などしつこくお願いされて困っていました。ある時、当時は彼氏であった現夫に『その日は無理ですとだけ言ってみて?』と言われて試したら凄い効果でした!!
④リハーサルする。
何か理不尽なことがあった時とっさに言い返すのって難しいですよね?私はその時言い返せなくたって後から言ったら良いと思うんです。また職場でミーテングある時など、あらかじめスクリプトを作って家族や鏡の前で練習してみましょう。
➄自分の感情をモニタリング出来るようになる。
感情のままに気持ちをぶつけることはアサーティブな行動ではありません。感情が高ぶった時、深呼吸して落ち着いた状態で発言しましょう。
⑥他人はコントロール出来ないことを学ぶ。
アサーティブなコミュニケーションの目的は自分の意見を相手に伝えることであり、相手をコントロールすることではありません。
⑦人に批判されるのを恐れない。
ある一つの意見に対して賛成派も反対派もいることはごく自然なことです。相手に賛同を得られない時、それをネガティブに捉える必要はありません。
⑧建設的な意見を言う。
反対意見を言うとき、相手を打ちのめす事を目的としてはいけません。相手の人格を否定するような言葉は使わず、状況を良くすることにフォーカスしましょう。
アサーティブ・コミュニケーションは社会人としてとても有効なスキルですし、人間関係のストレスを軽減するのにもとても大切です。かくいう私もまだまだアサーティブネスを身に着けていかなくてはと思っています。長くなりましたが最後まで読んで頂きありがとうございました!