カナダでキャリア模索中の30代の日常

カナダのトロントでワーホリ終了後にカレッジで幼児教育の勉強をしました。オンタリオ州のRECEとして働いた後、現在は発達障がいの方を支援する非営利団体に勤めています。

仕事の人間関係のストレスをなくすアサーティブ・コミュニケーション②


mariamaria0510.hatenablog.com

参考記事:

How to Be More Assertive at Work: Your Ultimate Guide to Assertiveness

 

今回はアサーティブであること受け身(Pssive)であることアグレッシブであることの3つのスタイルの違いを見ていきます。

まずは受け身(Pssive)であることから。このスタイルの人はは何か起こった時に行動を取らず、対立を避け、そのまま受け入れます。例えば、友達と3人で食事に行くことになりましたが、Aは中華、Bはイタリアンが食べたいと言います。『中華とイタリアンどちらが食べたい?』と聞かれたときに本当は自分も食べたいものがあるのに『あなたたちが決めてくれていいよ。』と言ってしまうのが受け身(Passive)スタイルのコミュニケーションです。

  1. 自分が欲しいものや必要なものより他人を優先してしまう。
  2. 人に好かれたくて自分の意見を言わない。(対立を避ける。)
  3. 決断をしない代わりに責任を負わない。
  4. 自尊心が低い。

(こちらの図は上記のウェブサイトからお借りしました。)

ここまで読んでいてちょっと頭が痛かったのは私は何を隠そうずっと受け身(Passive)スタイルのコミュニケーターだったからです。今もまだ受け身になってしまうことがありますが、段々改善して来たかと思います。このコミュニケーション・スタイルって私の経験上、人に好かれる様に思われて実は逆効果だったりします。上司からすると自分の意見をしっかり言ってきてくれる部下の方が信用するんですよね。

次はアグレッシブなコミュニケーション・スタイルについて。よく間違えられていると思うのですがアグレッシブ=アサーティブではないのです。アグレッシブな人は敵対心むき出しで攻撃的です。

  1. 相手の気持ちや意見を考慮しない。
  2. 相手の意見を引き出さない。(相手は攻撃的になるか、または受け身になる。)
  3. 相手にお願いではなく強制する。
  4. 相手をマニュピレート(操作)する。
  5. 相手にストレスを与える。

普段は受け身な私ですが、日頃の我慢が重なって爆発した時、アグレッシブになってしまうことがあります。特に昔は仕事で我慢することが癖になっていて特に生理前に同僚と喧嘩になったりしました。でも、日頃から自分が嫌なことや理不尽に対してこまめに正しいコミュニケーションを心がけている時は自然と陰口も言わなくなるしストレスも少なかったです。新しい仕事を始めてから、もう既に一回派遣の方(結構とんでもない方だったのですが・・)と喧嘩しちゃいましたが、今の職場では同じ間違いを繰り返さない様にしたいです。余計な事を言わずに客観的な事実だけを述べるのがアサーティブ・コミュニケーションのコツです。この前の喧嘩では彼女が私のクライアントにした行動に対して『非倫理的だ』と攻撃してしまったので相手もヒートアップしていました。落ち着いてストレートに私のクライアントのニーズを彼女に伝えるだけで良かったなと思います。

それでは➂に続きます!